ゴルフの「テイクバック」とは?コツや注意点、練習方法を解説!

golf takeback

ゴルフでボールを打つとき、テイクバックを意識していますか?初心者でなくても、毎回正確にテイクバックを行うことは難しいこと。しかし、テイクバックを正しく行うと、ボールをまっすぐ飛ばせるようになります。 

 

そこで今回は、初心者ゴルファーさんのために「テイクバック」について解説!練習方法やコツ・注意点も併せてご紹介します。

 

目次
1.テイクバックとは?
2.正しいテイクバックのやり方
3.テイクバックのコツ・注意点
4.テイクバックはドライバーとアイアンでは違うの?
5.正しいテイクバックでゴルフが楽しくなる

 

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テイクバックとは?

テイクバックは、スイングの際の動作の一つです。スイングをしてボールを打つ際に、クラブを後ろに振りあげます。その時の“振り上げる”最初の動作がテイクバックです。正しくテイクバックができると、ボールをまっすぐ飛ばせるようになるメリットがあります。

 

 

正しいテイクバックのやり方

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正しいテイクバックとはどのようなものなのでしょうか。サンクチュアリゴルフのインストラクターが教えるYouTubeの動画をベースに、詳しく解説します!

 

▼動画で確認したい方はこちらをチェック!

 

①クラブを腰の高さまでもっていく

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アドレスの構えを作り、クラブを腰の高さの位置まで後ろに振り上げます。

 

[アドレスについて詳しく知りたい方はこちら!]

 

golf takeback

 

この時に腕は伸ばしたまま、胸が右に90度の角度で向くようにします。

 

 

②右ひじは身体の正面を保って両腕は伸ばしたまま

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右ひじが身体の正面にあり、向きは必ず下を向くように構えます。同時に、両腕をしっかり伸ばして下さい。クラブの角度が内側に入りすぎないように注意しましょう。加えて、身体の重心が後ろに行かないように心がけます。

 

 

③クラブの面の角度と背中の角度は同じ位に

【OK例】
Take back

 

【NG例】
golf takeback

 

クラブの面の角度は上に向きすぎないようにします。面の角度と背中の角度が同じになるようにして、テイクバックの動作は完了です。

 

 

テイクバックのコツ・注意点

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テイクバックのコツ、注意点について紹介します。

 

◆手首は使わない

テイクバックを取る際に、手首の動きは使いません。手首の位置や角度は、アドレス時にとった姿勢をそのまま維持するからです。よって、手首の力は抜いてテイクバックを取るように心がけましょう。

 

◆右ひじは脇を締め過ぎない

右ひじの向きに注意してテイクバックを取る必要があります。右ひじは下に向けながら、手首と同じように90度に曲げましょう。

 

アドレスの位置から右ひじが固定された状態で、クラブを上げていくのです。脇を締めすぎると、スイングが横に振れてボールを打っても真っ直ぐ飛びません。

 

◆適度なテイクバックのスピードを心がける

テイクバックを取る際、適度なスピードでの動作を心がけましょう。身体を使わずにボールを打ってしまうので、ミスショットに繋がるからです。

 

あわててテイクバックを取ると、手首を動かしてクラブを振り上げてしまいます。しかし、テイクバックを丁寧にゆっくりしてしまうと、スイングスピードが遅くなってしまいます。よって、早すぎず遅すぎずの意識でテイクバックを取りましょう。無駄に力が入らなくなるので的確なスイングが可能となります。

 

◆過剰にテイクバックを意識するのは逆効果?

テイクバックを意識しすぎてプレッシャーを感じないようにしましょう。余計な力が入りすぎ、手だけでボールを打ってしまう等のミスに繋がります。テイクバックは姿勢よりもスピード感が重要です。姿勢に意識を向けすぎないように気をつければ、誰でも上手くスイングができますよ。

 

 

ドライバーとアイアンのテイクバックの違いは?

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ドライバーとアイアンでは、テイクバックの方法はほぼ同じです。ただし、ドライバーのテイクバックはアイアンと少し異なる特徴があります。クラブが最も長く、アドレスの位置がボールから離れるからです。

 

アイアンよりもスイングの軌道が水平になるので、ヘッドを低く保ってテイクバックしましょう。テイクバックが高いままスイングすると、クラブのヘッドの角度が深く入ってしまいます。よって、ボールに回転がかかってしまい前に飛ばなくなってしまうのです。

 

アドレスの時に、右肩を少し下げてから真っ直ぐ低めにテイクバックをしましょう。クラブのヘッドの角度が浅くなり、ボールの回転が減って前に飛ぶようになります。

 

 

テイクバック習得のおすすめ練習法

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テイクバックを正しく習得できるおすすめの練習法を挙げてみました。

 

 

ハーフスイング

フルスイングの半分の力で振る「ハーフスイング」の練習がおすすめです。ハーフスイングで、インパクトまでの動きを何度も繰り返します。反復練習で、クラブの角度やボールの打点の感覚が解るのです。正しいテイクバックを身につけるにも高い効果が望めます。

 

 

ボールを使った練習

自身から見て、ボールをクラブの右側に置きます。アドレスを取って、そのままテイクバックをしましょう。テイクバックをすると、ボールは後ろに転がっていきます。

 

この練習のポイントは2点です。

 

 ボールに対してまっすぐクラブを後ろに持ち上げられているか
 ボールを転がすスピードが早いか遅いか

 

適度なボールの転がるスピードになると、正しくテイクバックができている証になります。

 

 

正しいテイクバックでゴルフが楽しくなる

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テイクバックで大切なポイントは以下の3つです。

 

 腕を伸ばしたまま腰の高さまでクラブを上げる
 右ひじは90度の角度を意識する
 適度なスピード感でテイクバックを取る

 

上記の3つの項目を守ってスイングにつなげられるなら、よりボールのコントロールが的確に行えるのです。あなたも、正しいテイクバックを習得して、よりゴルフを楽しみましょう。