ゴルフのヘッドカバーを発明したのは？

日商岩井で会長を務めた、高畑誠一氏。

ゴルフクラブを購入したら傷つかないように様々な手入れをしますが、その用具の一つにヘッドカバーがあります。実は、このヘッドカバーを発明したのは日本人なのです。その人物とは、日商岩井の創設者である高畑誠一氏です。

彼は仕事の関係でロンドンに駐在していましたが、そこでゴルフにはまってしまいました。ゴルフが上達すると、腕の良い職人にゴルフクラブを特注しました。それが、あまりに良い出来栄えでしたので、傷がつかないように靴下を覆わせて持ち帰りました。その後、知り合いの妹さんにヘッドカバーを編んでもらい、コースを回るときは常につけていたみたいです。それを見たゴルフ仲間からどんどん広がり、ショップでも売られるようになりゴルファーが使い始めました。

昔は、ウッドなので紙で包んで持ち帰っていたみたいですが、それでも傷が心配になりますよね。レンタル用品でもヘッドカバーをつけて大切に扱いましょう。