【初心者必見】 ウイルスや花粉を避けたい方に! 自宅で上達できるゴルフ練習法 ~スイング編~
今、世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大していますね。海外でも感染者は増え続け、ついに世界保健機関(WHO)は世界的な流行を意味する『パンデミック』を表明しました。
国内外でイベントを中止したり、外出を控えるような動きが広がっています。
“せっかくゴルフを始めたのに、練習場が休業していて練習に行けない!”
“ウイルスの感染が怖いし、花粉もあるからなるべく外に出たくない!”
ですが、いつまでも練習に行けないままではゴルフは上達しないですよね。
なので今回は自宅でできるゴルフ上達法をご紹介したいと思います。
まずご紹介するのはスイング編です
広いスペースがない限り、なかなか自宅ではクラブを握ってフルスイングをしたり、ボールを打つことは難しいと思います。
なので、ドライバーやウッドやアイアンなどは基本素振りで練習をします。
「えっ、素振りだけ?それだけで上達するの?」
と思う方もいるかもしれませんが、実は素振りはとっても大事な動作なのです。
素振りをすることによって
●正しい身体の動かし方
●体重移動の仕方
など、フォームを安定させるために最も大切なポイントが身につくのです。
素振りによって『型をつくる』とも言われています。
では、自宅でできる素振り方法をいくつかご紹介します
●タオルで素振り
●太極拳素振り
●練習器具を使った素振り
スイングの基本が身につく『タオルで素振り』
クラブを振る際に大切なのは、クラブのシャフトがしなることです。
シャフトがうまくしなることによって、ヘッドスピードが上がり、飛距離が出ます。
シャフトをしならせる為には余計な力を抜くことです。
タオルで素振りをすることによって、スイング時に余計な力を抜く感覚を身につけることができます。
“力んでミスショットが出てしまう!”
という方は是非タオルで素振りを実践してみてください。
それでは、タオル素振りの方法をご紹介します。
やり方はとても簡単です。
1. 細長いスポーツタオルなどを用意して先端を縛って丸く固めます。
2. 通常のショットをする時と同じようにアドレスを取ります。
3. 脱力してバックスイングを開始します。
4. トップでタオルの先端が背中に当たったら切り返します。
5. インパクトの少し先でタオルのスピードが最大になる様に意識してスイングします。
6. しっかりとフィニッシュを取ります(この時タオルが首に巻きつくような形になります。)
トッププロもやっている!『太極拳素振り』
太極拳素振りとは、スローモーションのようにゆっくりと行う素振りのことです。宮里藍プロや石川遼プロなど、トッププロたちが実践している練習法なのでご存じの方も多いかもしれません。
実際に球を打つ際のスイングといえば、たった数秒で終わってしまいますよね。しかし、この一瞬で自分のスイングを意識することは初心者ゴルファーにとってなかなか難しいことだと思います。
そこで太極拳素振りをします。ゆっくりと時間をかけてスイングをすることで、クラブフェースの向きをはじめリズムや身体のバランスが確認しやすくなります。フォームも固まり、スイングにも大きな変化が表れると思います。
太極拳素振りの方法
1. ウェッジなどなるべく短いクラブを用意します。
2.通常のショットをする時と同じようにアドレスを取ります。
3.約1分間かけてスイングをします。
★ポイント★
トップの切り返しからフォローまで一定のスピードを保つこと!
悪い癖がある部分はスピードがはやくなります。
この太極拳素振りを10回するのは普通の素振りを100回するより疲れるそうです。
握り方から振り方まで上達できる『練習器具を使った素振り』
ゴルフの基本となるスイングですが、グリップの握り方、体重移動、重心位置など、
“意識するポイントがありすぎてどこから練習すればいいのかわからない!”と混乱してしまう人も多いのではないでしょうか。
そんな時こそスイング矯正の練習器具の出番です。
使うだけでスイングを矯正し、正しく美しいスイングを身に着けることができます。
器具によって使用方法がありますので、今回はおすすめの練習器具を紹介します。
LYNX(リンクス) ティーチングプロ 2 TEACHING PRO 2
出典:amazon.co.jp
・1日10回振るだけで理想的なスイングが完成
・素材:ステンレスヘッド
・シャフト:鉄棒 ※スイング素振り練習機ですので、ボールを打てる設計にはなっていません。
・長さ:25.75インチ ※約65センチ(1インチ=2.54センチ) オリジナル矯正グリップ
・総重量:785g
普通のクラブとは違い、作りが短くなっているので自宅練習にはぴったりです。
またグリップ部分も矯正グリップになっており、正しいグリップが身に付きます。
ダイヤ(DAIYA) ゴルフ練習器 スイング525 TR-525
出典:amazon.co.jp
一見ただの棒に見えるこの器具。
実はヘッドスピードが最も速くなる点で「カチッ!」と音がなる仕様になっているのです。ですので、インパクトの場所で最加速点に到達し、「カチッ!」と音がなるのがこの器具の理想です。しかし、しっかり「タメ」が作れていなかったり、手首や腰の使い方が間違っていると、インパクトよりも前で音が鳴ってしまいます。もしそうなってしまったら、インパクト部分で音が出るように、スイングを修正するよう練習してみましょう。そうすることで、しっかりした「タメ」を作る事ができ、スイングスピードも上がります。また、長さが70㎝程度なので、室内など狭い場所でも、十分に練習することができます。
自宅で素振りを行うときのポイント
★自分の動きを必ず確認する
ただ素振りをするだけではゴルフは上達しません。
できるだけ鏡の前や、動画を撮るなどして自分のフォームをチェックしましょう。
★足元にボールがあることをイメージする
なかなかイメージしにくい方は目印などを置いて素振りをしてみましょう。
★できるだけ毎日行う
1日何時間もやる必要はありません。
5分や10分など、自分のペースでコツコツ続けることが大切です。
自宅で素振りをすることによって、運動不足の解消にもなります。
みなさんもぜひ自宅で実践してみてください!